産休!Thank you!プロジェクト:株式会社CDS様のご報告

CDS様とはじめて接点がありましたのは2014年6月でした。
はじめのご相談内容は、当時社内で産育休取得者が次々に出て、その後復帰してくことが予想される中、そのための人事制度及び復職制度というものがないということでした。
そこで、どのようなポリシーのもと組織として制度をつくるか、また復職をサポートする活動支援としてどのようなものがあるのか、具体的にコンサルティングしてもらえるところはないかという内容でした。
当法人以外にも、社労士の方にもご相談されていたようでした。

そんな中でヒアリングと課題整理をさせていただき、 CDS様にご提案させていただきました。




■ CDS様のゴール設定
対象社員の円滑な職場復帰と社内環境整備

■ 導入プログラム
「産休!Thank you!」
・ 制度や規程に紐づく起こりうる課題を抽出 →前例がない産育休取得当事者たちから課題を抽出
・ 解決策としてのアクションプランを導き出す
※実際におこなっていく中で上記のプログラムの詳細にも変化がありました。

■ 内容紹介
CDS様にヒアリングを重ねていくうちに、現状CDS様にある制度は、それ自体に過不足があるわけではなく、どちらかというとフレキシブルに対応できる内容であることが判明しました。
制度を変更するというよりもそれを実際に使うための運用ルールが見えていない状況ということがわかり、前例がない「産育休取得者、復帰者」のためにどのような課題があるのかにもっとクローズアップする必要があるという方向に焦点を絞りました。

具体的には、
・ 対象社員へのセッション(産育休取得前後の女性へヒアリング)
・ 対象社員に対して「組織として何ができるか」という課題抽出

という形に変化をしながらコンサルティングを進めていく中で、 CDS様のゴール設定にも立ち返りながら、社内で当事者及び組織が運用できる社内スキームが必要なのではないかとご提案させていただきました。


■ 成果物として
最終的には以下の2点を成果物として納品させていただきました。
◯妊娠・出産・育児に関わる社内ガイドブック
◯産前〜復帰まで活用できる面談シート


■ 実際にコンサルティングを受けていただいたCDS様の声
「社内で産育休取得者が増加する一方、何が課題なのかが見えていない状態からのスタートでした。制度は整っているし、どうやら給付金もでるらしい・・・が課題が不透明のため迷走していたが、回を重ねるごとに徐々に社内の問題が明確化されてきました。
中でも規定を改めて見直すことができたのは大きいと考えています。 また、転職者が多くバックボーンも様々、業務内容も会社との関わり方も異なる社員が多い中、社労士にお願いしたら規定の改定のみで終わっていたと思いますが、ArrowArrowにはハード面だけでなくソフト面を変える提案をもらえたのが良かったと思います。改めて、目の前にいる産育休取得社員に視点を切り替えるきっかけになりました。」




CDS様この度はご協力をいただきましてありがとうございました。
産育休取得コンサルティングプログラム「産休!Thank you!」の問い合わせはこちら
(ご相談からお気軽にお問い合わせください!)