【登壇報告】立命館大学・グラスルーツのプロジェクト・ペアレンツキャリアチーム主催の対話の場に登壇しました!





2023年3月9日・10日に立命館大学の職員対象に、「ライフイベントと『働く』を両立する~私たちのポジティブアクションを導き出すワークショップ~」と称し、対話の場を企画・登壇いたしました。

この会の主催は、立命館大学にて2022年から開催されているグラスルーツ実践支援制度に、採択されたプロジェクトであるペアレンツキャリアチームの5名の皆さんが動いて形作られています。
立命館大学職員の中で子育てしながら働く職員が増加する傾向にあること、それによって働き方の多様化やその課題感などを感じつつあること、そのような状況が生まれているようでした。そんな中で、大学職員におけるペアレンツキャリアをどう創っていくことができるのか、“子が生まれてもいきいきと働き続ける”をテーマとして親となった職員がいきいき働き続けられるためのアプローチを考える機会とその必要性が高まっていたことをお聞きしました。

プロジェクトメンバーはそのペアレンツキャリアを考える当事者であり、そして社内の有志が手を挙げて集まり、子育てと仕事を並走させながら、この職場でライフイベントと「働く」を並走させている人たちをエンパワーメントしたいという想いにあふれていました。




ペアレンツキャリアチームの皆さんから事前に課題感をお聞きした上で、今回の対話の場で重要視した方がいい点をArrowArrowとして3つ考えていました。

1) 現場の声を可視化することから何が見えるか
2) 課題の整理
3) 課題におけるアイディエーション

実際の対話の場もこの3つに即す形で進んでいきました。



1)現場の声を可視化することから何が見えるか

ペアレンツキャリアチームの皆さんは事前に対象者を含めた職員の皆さんにアンケートを取得していました。


その中でも印象的だった声は、3つ。1つはライフイベントと「働く」を並走させている人は、働く時間の制限によって責任をもって仕事に取り組めていないような不足感を大きく感じていること。1つは「自分のための時間がない」という声は、時間的な制限がある人・ない人双方からあがる課題感であること。1つは「多様な働き方を認める雰囲気が必要」という声は時間制限がある人ない人関わらず求めていること、それは組織の風土や文化の形成によること。

アンケートによって丁寧に現場の声を拾ってくれたことから、組織の中での課題感が顕在化してきました。

ArrowArrowからは、これまでさまざまな組織で働く人たちにおいて、ライフイベントが重なることにより働き方の多様化を求めていくとき、課題となるポイントやその解決においてトライしてきた事例を共有しました。

 

2)課題の整理

現場におられる皆さんからみて、どのような課題があるのか、出された課題の重なりや連鎖などを見つけ、さらに深堀していく対話の時間を設計しました。

課題抽出の目線は「個」に偏ってしまいがちですが、個人で解決できそうなことと組織で変化が必要そうなこと、大きく2つに分類していきながら課題の整理をおこないました。



3)課題におけるアイディエーション

課題を分類してからそれらの課題をどう解決する一歩が踏み出せそうかをグループごとに話し合いました。個と組織、両者の目線で課題を見つめ直すことは、「組織が変えてくれないとできない」ではなく、「組織の変化を起こすために、自分は何ができるか考える」まで繋がっていきました。

 



今回の場から「組織と個人との課題が重なっている、繋がっている」「自分ができることがありそうだ」「グッドプラクティスをおこなっている他部署の話を聞けてよかった」という声があがってきました。


また、終了後のアンケートの中からも「今回のような機会が定期的に欲しい」「職場の研修で取り上げられないようなテーマだが、とても重要なことについて話ができる機会があってよかった」など、このような“働き方”に関して共に話せる人たちやその場があることを望む人たちの声が見えてきました。


 

対話の場を継続して創っていけるよう、ArrowArrowとして尽力できればと考えています。

立命館大学・グラスルーツペアレンツキャリアチームの皆さん、そして対話の場に参加してくださった皆さん、ありがとうございました!