「生き方デザイン学」10期第4回目開催報告!!

天気はあいにくの雨模様でしたが、欠席者もなく、前回の宿題である「今(近い未来)の働く環境を選択している理由」の発表からスタートしました。

 

会社のために、自分のキャリアのため、日本を元気にするため・・・

働く思いは様々ですが、「今の自分を肯定した上で未来に向かって欲しい」という教授の堀江の思いが伝わった宿題でありました。

続いて自由大学おうちパーティー学教授でもあり、今回のゲストスピーカーの飯野登起子さんの講義です。

 

20年以上の専業お母さん時期を経て、現在は「盛り付けデザイナー」というオリジナルの肩書を持ち、国内外を舞台に活躍する飯野さん。
クリエイティブな話、美味しそうな料理写真の数々、お子様の育児日記、あたたかく魅力溢れる「生き方」に、
参加者も飯野さんの世界観に引き込まれているような講義でした。

中には飯野さんが母親と同世代という参加者もいて、自分の母親と同じ世代の人が、子育てを経て、好きなことを貫き、
精力的な活動をしていることに非常に驚いたという意見も出ました。
 

それに対し、「年齢で人を判断するのではなく、「仲間」と仕事をしている。若い人と同じ舞台で仕事ができるのはとても嬉しいこと」という答えがかえってきました。
実力があることは勿論のこと謙虚さも失わない、飯野さんの人柄がよくあらわれている言葉だと思います。

また、「いつからのこの仕事をしているのか?」という問いに対しては
「仕事としてはここ数年であるかもしれないが、専業お母さん期から、少しづつ少しづつやっていって、子供の手が離れたときに爆発していた」と話がありました。

ライフイベントを機にビジネスの第一線から外れることを恐怖に思う女性も多くいると思います。
 「人生に無駄なことは一つもない」と思わせてくれる、飯野さんの「生き方」は女性達を勇気づけるものだと思いました。

本日、ゲストスピーカーを受けてくださった飯野登紀子さん、改めて有難うございました。 

(文責:岡崎まゆみ)